豊かな自然環境に恵まれたエコートピア京都三和。
ISO9001:2000を2008年に認証取得し、伝統を受け継ぎながら、ハイレベルな施設・設備による安心・安全で、
かつ最新鋭生産機械による高品質な製品をお届け致します。
まずは、工場2階にあるエアーシャワーのエアーによって衣服に付いた埃を取ります。
絡み付いた髪の毛・糸くずなども粘着テープでしっかり取り除きます。
マニュアルに従って全身くまなくとります。しっかり取れたら1階のサニタリーへ。
作業場へ入る前に手洗い等のチェックを行い、汚染区、清潔区、調理室に分かれて入場します。専用の石けんで指や爪の間までしっかり洗浄。最後にアルコールをスプレーし殺菌します。
こちらもマニュアル通り、洗い忘れのないようにします。
開梱室で計量された原材料を持ち込み、選別、ボイル等の下処理を施します。
異物選別機で原料を水で洗いながらローラーブラシで異物を取り除き、最後に手作業で丁寧に選別します。
選別機に通す食材はしじみや松茸などさまざまです。
7種類の調味料は計り間違いのないように、オートメーション化し、時間の削減をしております。
そして、最後の味の仕上げは、職人が経験を活かし、炊き色の確認と味見を繰り返し、炊き時間などを変えて細かい味の調整をして、皆様に愛され続けている、野村佃煮の京風の伝統の味を守っております。
調理室煮釜は、昆布、ちりめん等の佃煮を煮熟調味します。製法は宇治工場と同じですが、攪拌機能や高圧蒸気が使え生産性の向上に寄与しています。
調理室濃縮煮熟機は、機内を真空状態にし、濃縮した調味液を循環させて、一度に大量の佃煮等の生産ができ、煮熟温度のコントロールが可能で素材の持ち味を生かした商品が出来上がります。特に昆布のうまみ等が分解されずに残ります。
調理室煮豆ラインは、宇治工場にあった生産ラインをそのまま持ち込みました。ここでは、煮豆だけでなく鱈の旨煮も生産しております。
調理室で製造された半製品を包装します。
手動包装機、自動包装機、3kg対応のトップシール機などを備えており、自動機では贈答品関係のパック詰めも可能です。また、金属探知器&ウエイトチェッカーで製品を通して金属異物の有無、内容量のチェックを行います。
生産の大きな流れから、商品の細かいチェックまで、丁寧な作業を心掛けております。
ピンホールなどの発生を未然に防ぎ、決して不良品をださないように、検品を繰り返し、万全の体制で行っております。
調味料自動配合システムで、製造アイテムの1ロットごとに設定した量の液体調味料を自動で計量し配合します。
大きな調味料タンクは屋上に6個、工場の横に1個あります。工場横のタンクには還元水飴が入っており、冷えて固まらないように、2重構造になっており、層の間には常にお湯がまわっています。
倉庫は整理整頓を心掛け、過剰在庫をなくし、新鮮なものを常に確保できるように使用ペースを見極めて仕入れの調整をしております。
工場の向かいにある常温&冷蔵&冷凍倉庫室は、いつでもきれいに整理整頓されており、1年間を通して使用するのに十分なスペースを確保しております。
また、保管期間を長期化させない為に、使用量と生産ペースを考慮して発注をかけ、必要最低限の在庫にとどめております。